京都の町家に足を踏み入れると、外の喧騒から切り離された静けさに包まれます。木の香り、柔らかな光、そして四季折々の趣。その空間にひとつ置かれるだけで、場の雰囲気をさらに深めてくれるのが「岩ヒバのテラリウム」です。

不老長寿の象徴 ― 岩ヒバ
岩ヒバは、古くから「不老長寿の象徴」と呼ばれ、青々とした葉を幾重にも広げながら生命力を感じさせてくれる植物です。乾燥に強く、環境さえ整えば長く楽しめる一方で、その成長のスピードは非常にゆるやか。少しずつ時間をかけて広がっていく姿は、静かな営みを見守るような趣を与えてくれます。そのため、大きく育った岩ヒバはとても珍しく、出会える機会も限られています。
小宇宙を切り取ったテラリウム
容器の中に収められたテラリウムは、大自然の悠久の営みを感じさせてくれる小宇宙として、見る人の心を落ち着かせてくれます。苔や石とともに配置された姿は、自然そのものを切り取った景観のようで、日常のなかに豊かな時間をもたらします。
作家「With earth」見通氏の手仕事
この作品は、植物の魅力と生命力を引き出すテラリウム作家として人気の 「With earth」見通氏 による手仕事です。自然と人の暮らしを調和させるその感性は、京町家の空間にもしっとりと溶け込み、唯一無二の存在感を放ちます。

暮らしに寄り添う緑
大切な方へのご挨拶や記念の品に、ありきたりではない「緑の贈り物」を選んでみてはいかがでしょうか。瑞々しい緑は、時間とともに育まれる関係性を象徴するように、贈る側の想いをさりげなく伝えてくれるでしょう。
さらに、岩ヒバは長寿の象徴とされてきたことから、還暦や喜寿といった長寿祝いの贈り物にも最適です。生命力を感じさせる緑は、これからの健やかな歩みを祝う気持ちを込めるのにふさわしい品といえます。また、重厚感がありながらも清々しい印象を与えるため、会社へのご挨拶や法人向けの贈答品としても喜ばれることでしょう。

テラリウムは育てる楽しみも魅力のひとつです。ほんの少し霧吹きをあて、光の差し込む場所に置く。日々の小さな手入れが、植物の健やかな姿を保ちます。その営み自体が、暮らしのリズムを整える心地よい時間となるでしょう。
京町家という伝統の空間に寄り添い、自然と人との調和を映し出す現代的なアレンジメント。それが「岩ヒバのテラリウム」です。古き良き日本の感性と新しいライフスタイルの調和を体現する一品を、ぜひ店頭でご覧ください。